春の肌トラブルの原因と、効果的なお手入れ法

春の肌トラブルの原因と、効果的なお手入れ法

2017.4.14.

「春の肌のトラブルの原因とイナータス製品の効果的な活用法」を早川浩太郎先生にお聞きしました。

★ 春の課題はやはり紫外線対策ですね。
しかし市販の日焼け止め製品には、注意しなければならないものがあります。

*お肌のトラブルの要因は春一番とともに。

春先は、転勤、就職、転居など生活環境が大きく変わり、精神的なストレスや寝不足なども影響して、お肌に負担がかかりやすい季節です。また、花粉症や、女性は月経周期などさまざまな要因が複雑に影響しあって皮膚にあらわれます。
加えて、無防備に紫外線を浴びてしまうと、皮膚に負担をかけることになります。日焼けは軽度のヤケドと同じで、表皮の下でも炎症を起こし免疫力が落ちたりしますし、体全体の調子も悪くなったりします。健康のためにも皮膚にダメージを与えない生活を心がけることが必要でしょう。

*正しい知識で日焼け止めを選びましょう。

市販の日焼け止めクリームは、UV-Bに対応するSPF数値ばかりが強調されて表記してあります。この数値が高いだけで紫外線を防御する効果が高いと錯覚されがちですが、紫外線にはシミ、ソバカスの原因となるB波(UV-B)と、黒皮化やシワの原因になるA波(UV-A)があります。日焼け止めは、UV-Bだけでなく、UB-AをブロックするPA効果のあるものも、選ぶ必要があります。
また、どうやって防いでいるかも重要です。「吸収剤」と呼ばれるものは皮膚の上で酸化物質をつくり、かぶれの原因にもなります。「反射剤」をつかったものは何度か塗る必要性がありますが、皮膚に溶け出す心配がなく、酸化チタンのものならまず安心です。

*「予防」が一番。でもダメージをうけたら潤いを補いましょう。

まずは、紫外線を浴びないようにすることです。素肌を日光にさらさないように心がけ、手や首筋にも日焼け止めクリームを塗るようにします。
紫外線を浴びてしまったら、まずは冷やす。肌が乾燥したら化粧水などでたっぷりと水分補給をします。ダメージをうけてしまった場合は、保湿剤でうるおいを与え、回復させるよう手当てします。

★ イナータス スキンケア アドヴァイス

*春は紫外線は一年中降り注いでいます。特にこれから春~夏にかけては紫外線の量はピークになります。そして、お肌の老化度はどれだけ紫外線を浴びたかで決まりますので、常に日焼け止めや化粧水(水分補給)を持ち歩くことをおすすめ致します。

***紫外線防止対策 ソルクラウデーレA+B***

紫外線乱反射剤(酸化チタン)を配合し、お肌の表面で紫外線を乱反射させます。
この度、有用成分を加えてソルクラウデーレA+Bが早くもリニューアル。シミやシワの原因となる老廃物を分解し、高い抗酸化力で注目の成分「アクアタイド〈表示名称:ヘキサカルボキシメチル ジペプチド-12〉」を新配合し、さらにパワーアップしました。使い心地もより滑らかに、より艶やかに。紫外線から肌をしっかり守りながら、ハリ感のある若々しい素肌へと導きます。

◆ アクアタイドとは aquatide 〈表示名称:ヘキサカルボキシメチル ジペプチド-12〉

肌の老化は、外部ストレス(紫外線や大気汚染、花粉、乾燥など)と内部ストレス(精神的ストレスや睡眠不足、食事など)により体内で老廃物(異常タンパク質)が発生し、これが蓄積され表面化して起こります。新配合成分のペプチド「アクアタイド」は、高い保湿効果だけでなくバリア機能に優れ、外部ストレスの侵入を阻止。また、抗酸化作用により老廃物の発生を予防して修復、分解にも働く能力も持つ、まさに革新的な成分です。

◆ アクアタイドの特徴

① 保湿バリア機能の強化
高い保湿効果及び皮膚浸透性で外部ストレス(紫外線や大気汚染、乾燥など)が体内へ侵入しないようにバリア機能を強化。

② 老廃物の発生予防
長期的で安定した抗酸化作用のエビデンスにより、外部・内部ストレスが老廃物になるのを予防する。

③ 異常タンパク質の修復
細胞維持・浄化に関わる遺伝子やタンパク質の発現を促進し、異常タンパク質の修復を助ける。

④ 老廃物を分解する
細胞内で不要になった老廃物(異常タンパク質)を分解するシステム{オートファジー(自食作用とも呼ばれる)}が働く。

***回復のケア バーミィローションⅡ***

バーミィローションⅡが新しくなりました!!
素肌、もっと潤う! 保湿力アップ×長時間キープ
肌のすみずみまでたっぷりと潤いを与えるだけでなく、その潤いが長時間持続します。
さらに外的ダメージから肌を守り、次につけるスキンケアの浸透をスムーズに促します。とろみがついてお肌への密着度も増し、より一層の充実感をもたらします。

◆ バーミィローションに新たに加わった4種類の新成分

① エクトイン
優れた保水効果があり、肌の潤いを長時間保つ。細胞保護作用や修復作用に優れており、乾燥や紫外線などによる外的ダメージから肌を守る。免疫作用もあるので、トラブルを引き起こすストレス因子に対する肌の免疫機能を向上させ、肌の代謝を活性化する。

② 加水分解コラーゲン

保湿効果・柔軟化効果にすぐれており、角質層内部に浸透し、肌や毛髪の表面に保護膜をつくって水分を保持する。肌荒れを防ぎ、しなやかな肌に導く。

③ 水酸化Na

水に溶けやすいアルカリ性の成分で、pH調整剤としても配合される。

⓸ クエン酸

収れん作用、PH調整作用があり、肌のキメを整え、肌の健康を保つ目的で多くの化粧品に配合されている。

***回復のケア ビューティパック***

ビューティパックが新しくなりました!!
もはや、パックという名の美容液!
さまざまな肌の悩みにアプローチする「W3ペプチド」の他、美容液やクリームに配合されている成分も新配合。肌ダメージをやさしくケアしながら、すこやかな肌へと導きます。洗い上がりの、柔らかくもっちりとした素肌は、次につけるスキンケアの効果をより引き出します。

◆ ビューティパックに新たに加わった3種類の新成分

① オリゴペプチド-34

炎症を多角的に抑えながらメラニンの発生を根本から抑制することにより、美白効果を発揮する。

② ヘキサペプチド-33

肌細胞を効率よく活性化し、コラーゲンや組織修復力を高め、老化により低下した細胞力を引き出し、肌に本来のハリを導く。また、メラニンの産生を抑制する効果も持ち合わせている。

③キハダ樹皮エキス

消炎作用・収れん作用・抗菌作用があり、肌の引き締め効果もある。また、肌を清潔に保ち、肌荒れ防止効果もある。

早川浩太郎(医学博士)
東海大学医学部を卒業後、2年間の研修医を経て、東海大学医学部皮膚科に入る。米国ジョージア州立医大に2年間留学。平成2年東京都北区にて開業、現在は東海大学皮膚科非常勤講師も業務。光線過敏症で医学博士の学位を取得、レーザーによるシミ、アザなどの治療を得意とし、皮膚科医として最新の技術を駆使している。